胡堂(恵比須社)
| 所在地 | 〒725-0022 広島県竹原市本町3丁目 |
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| 交通案内 | JR呉線竹原駅より徒歩で約15分。 |

大林宣彦監督の映画 『時をかける少女』でもお馴染みのスポットです。寺山の麓、上市、中町、下市の一筋の通りの最も北に位置し、ここから直角に折れて、松原町になります。地形から見るとこの通りは、古くは寺山と川にはさまれ、しかも上・下でしばられています。このしばられた部分に、胡堂と塩浜の守護として信仰されていた地蔵堂があります。胡堂の建築は、前室付、一間社流造りで、竹原の小祠中、最大の規模を持っており、最も古く、江戸時代中期のものと考えられます。いつから祀られたのかは定かではありませんが、中世の古市からの移行を考えれば、商業の神としてかなり早くから存在していた、と考えられます。(最古の棟札は延宝9年=1681再建)江戸時代中頃になると、三日市で三日、十三日、廿三日の市の日には、塩田用の縄、かますなどを売る人でにぎわっていました。上市の商業の守護神であり、地蔵堂と共に一種の境界神(テルミヌス神)と考えられたと言えます。通りの突き当たりに位置し、街路の見通しを妨げ、その向こうに続く殺風景な田畑を見えなくすることによって、町の雰囲気を高め、まとまりのある空間をつくり出しています。

