アニメ「たまゆら」の聖地
アニメ『たまゆら』の優しい世界観そのままの風景が広がる、広島県竹原市。
主人公・沢渡楓(ぽって)たちが過ごしたあたたかな日常と、心揺さぶられる感動のシーンが、この「安芸の小京都」と呼ばれる美しい町に息づいています。
この記事では、『たまゆら』ファンなら一度は訪れたい竹原の主要な聖地を、効率よく巡るための情報とあわせてご紹介します。
さらに、メインキャラクターの一人である麻音の故郷「大崎下島」や、「呉市街エリア」のスポットまで網羅しましょう。
カメラを片手に、ぽってたちが見た景色を探しに出かけませんか?
- アニメ「たまゆら」の聖地
- 『たまゆら』とは?
- 8年連続「訪れてみたい日本のアニメ聖地」に選出
- 聖地巡礼の巡り方とヒント
- 竹原市中心部エリア
- 竹原市郊外エリア
- 呉・大崎下島エリア
- まとめ
『たまゆら』とは?(作品紹介)
アニメ『たまゆら』は、父親との思い出の町・広島県竹原市に引っ越してきた沢渡楓が、かおる、のりえ、麻音と一緒に様々な経験や出会いを重ねて成長していく日常とささやかな夢を描いた心温まるストーリーです。
写真が大好きな楓が父親の遺したカメラで撮る写真は、見る人を幸せな気持ちにして、心と心をつないでいきます。
2010年にOVAが発売され、2011年にはTVアニメ『たまゆら~hitotose~』が放送。2015年には『たまゆら~卒業写真~』として劇場版も放映されました。
竹原市の古い町並みや瀬戸内海の美しい風景などが忠実に再現されているので、アニメファンならずとも、竹原に縁のある人、瀬戸内海の風景が好きな人、古きよき町並みに懐かしさを感じる人など、様々な人を楽しませてくれる作品です。
8年連続「訪れてみたい日本のアニメ聖地」に選出
聖地巡礼の巡り方とヒント
聖地は大きく3つのエリアに分かれます。
1.【竹原市中心部】物語のメインステージを巡る
ぽってたちが暮らし、物語が紡がれた中心エリア。
JR竹原駅からの徒歩圏内に見どころが凝縮しています。
JR竹原駅周辺エリア
旅の始まりはここから。駅前から商店街、海辺へと続くエリアです。
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JR竹原駅(第1話ほか)
ぽってが横須賀から引っ越してきた際、駅舎に掲げられた「おかえりなさい」の看板が温かく迎えてくれた、物語の出発点です。
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あいふる通り商店街(第6話ほか)
竹原駅から町並み保存地区へと続くメインストリート。ぽってたちの通学路でもあります。
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三井金属鉱業の煙突(第6話)
駅の周辺からよく見える高い煙突も、風景の一部として登場しました。敷地には入れませんが、駅周辺から煙突がよく見えます。
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礒宮八幡神社(第12話)
ぽって達が初詣をした神社。成井川が海に入る磯辺にあったので、礒宮と名づけられたと伝えられています。
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鎮海山(オープニング)
オープニングで登場する、竹原の町並みが見渡せる絶景ポイントです。
たけはら町並み保存地区エリア
国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれた、江戸時代の風情が残る美しいエリア。『たまゆら』の“核”となるスポットが凝縮しています。
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旧日の丸写真館(オープニングほか)
ぽってのお父さんが愛したカメラが眠っていた、物語の原点。ぽって行きつけの写真館として登場しますが、現在は写真館としての営業はしていません。
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旧笠井邸(第7話ほか)
ぽってたちが「私達展」を開催した会場です。明治5年に浜主(塩田経営者)の家として建てられた歴史あるお屋敷です。
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お好み焼き「ほり川」(モデル:ほぼろ)
ぽってたちの行きつけのお好み焼き屋「ほぼろ」のモデルとなったお店です。聖地巡礼中のランチはここで決まり。
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憧憬(しょうけい)の広場(第7話ほか)
印象的な竹トンネルが登場する広場。この竹トンネルは、毎年秋に開催される「町並み竹灯り〜たけはら憧憬の路〜」の期間中に設置されます。
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おかかえ地蔵(第5話)
町並み保存地区の一角にあるお地蔵様。諸説ありますが、願い事を祈りながら抱え、想像したよりも軽ければ願い事が叶うといわれています。
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胡堂(えびすどう)(第3話)
ぽってが写真を撮っていた小さな祠。大林宣彦監督の映画『時をかける少女』(1983年)でも舞台となりました。
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地蔵堂(第11話)
町並み保存地区にあるお堂も、作中の風景として登場しました。
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たけのこの車止め(第2話)
道の駅たけはらや新港橋の近くにある、竹原らしいユニークな車止め。作中でも印象的に登場しました。
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道の駅たけはら
2階には「たまゆらコーナー」が常設され、貴重な資料やサインが展示されています。
高台・神社仏閣エリア
たけはら町並み保存地区から少し階段を登ると、竹原の町を一望できる絶景スポットが待っています。
2.【竹原市郊外】足を延ばして訪れたい聖地
竹原市中心部から少し移動すると、さらに多くの『たまゆら』スポットが点在しています。
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ほぼろ島(第8話)
お好み焼き「ほぼろ」の名前の由来になった無人島です。
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朝日山(第9話)
ぽってたちが失恋した女の子を励ました山。竹原市街地や瀬戸内の島々を一望できます。
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賀茂川土手(第12話)
さよみお姉さんが車を脱輪させてしまった場所です。
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竹原港(第6話)
のりえと麻音が友達になった場所です。
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小吹(こぶき)の竹林(第9話)
ももねこ様とイノシシが名勝負を繰り広げた竹林です。柔らかくて香り高いタケノコが採れることでも有名です。春はタケノコ堀りも体験できます。
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エデンの海パーキング(第5話)
さよみお姉さんがみんなを引き連れて、竹原市中心部から徒歩で黒滝山に向かう途中に休憩したパーキングエリアです。実際は、竹原市中心部からは距離があるため、車で行くことをおすすめします。
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忠海(ただのうみ)駅(第5話)
横須賀からの友人・ちひろが、竹原駅と間違えて降りてしまった駅です。忠海にはアヲハタジャムデッキや黒滝山などの観光スポットがあります。
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黒滝山さくら堂(第5話)
竹原のみんなとちひろが友情を温めた、標高266mの黒滝山の中腹にあるお堂です。春にはお堂の周りに桜が咲き誇ります。
3.【呉市・大崎下島】物語の世界はさらに広く
『たまゆら』の舞台は竹原市を飛び出し、近隣の「呉市街」や「大崎下島」にも広がっています。
呉市エリア(第8話)
JR呉線で竹原から西へ。第8話の舞台となった呉市のスポットです。
- 呉駅
- 楓橋(かえでばし)
- 中央公園(遊具)
大崎下島・御手洗(みたらい)エリア(第4話・第11話ほか)
麻音にとって縁の深い島です。
車で「とびしま海道」を通るか、竹原港から大崎上島を経由してフェリーで渡ることができます。
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歴史の見える丘公園(第12話)
幼少期の麻音が初めて口笛を吹いた、御手洗地区を見下ろせる公園です。来島海峡や四国の山々も一望できます。
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乙女座(おとめざ)(第11話)
麻音が憧れ、ぽってたちが朗読劇を行った1937年に建てられた歴史ある劇場です。
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御手洗の町並み(高燈籠・天満宮ほか)(第4話)
江戸時代の港町の風情が残る御手洗の町並みも、第4話で詳細に描かれました。大長港(おおちょうこう)も登場します。
まとめ:『たまゆら』の優しい空気に触れる旅へ
アニメ『たまゆら』の舞台であると同時に、訪れる人々を優しく包み込むような魅力的な町です。
ぽってたちが感じた町のあたたかさ、光、そして風を、ぜひ現地で体感してみてください。